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映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」の行定監督最新作が決定!台東区ロケで監督直撃インタビュー

2010年公開予定の行定勲最新作『パレード』(配給:ショウゲート)のロケがスタートしました!2009年5月台東区内では浅草花やしきと台東区立鶯谷公園でロケが行なわれました!

原作は、第15回山本周五郎賞受賞作でマンションの共同生活をする若者たちの日々を描いた、吉田修一の青春群像劇「パレード」(幻冬舎文庫)。


主演、直輝を演じるのは、映画『デスノート』シリーズでの活躍のみならず、蜷川幸雄演出の舞台「ムサシ」で宮本武蔵役を務め、映画・舞台を中心に活躍し、本格的実力派俳優として高い評価を得ている藤原竜也さん


イラストレーター志望の未来には、映画『しゃべれども しゃべれども』ではその演技が高く評価され、雑誌Rayのトップモデルとして同性からも絶大な支持を得ている香里奈さん


フリーター・琴美役には07年NHK・朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロインを始め、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の好演も記憶に新しい、貫地谷しほりさん


そして、大学生・良介役には映画『僕の彼女はサイボーグ』や最新作『ROOKIES』等の幅広いキャラクターを演じ分け、実力に定評のある小出恵介さんが演じます。


さらに映画『バッテリー』でフレッシュにデビューした平成の生まれの新風・林遣都さんが男娼・サトルという難役に挑みます。

【林遣都さんへインタビュー】

───今回の映画に対する意気込みをお聞かせください。

今までに無い役なのですごく楽しんで新しい自分が魅せられたらなと思います。今回の行定組の制作スタッフはカッコいいひとたちばかりなんですよ。そんな人たちの中で全国の皆さんに振り向いてくれるような演技が出来たらなとかなり張り切っています!

───花やしきでロケをしてみていかがでしたか?

個人的に花やしきには来たことがないので、営業している時に来てみたいです。(営業時間外にロケをしている為)この誰もいない夜の園内が映画のシーンにすごくマッチしているので、素敵なロケ地だなと思います。


行定勲監督が、かねてから映画化を熱望していた『パレード』。現代の若者の内面に宿る‘モラトリアム’をテーマに新たな境地を拓く話題作です。是非ご注目ください。

ストーリー

「上辺だけの付き合い、それくらいが丁度いい」都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。映画会社勤務の直輝、イラストレーター志望の未来、フリーターの琴美、大学生の良介。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼のサトルが加わり、徐々に小さな波紋が拡がり始める…。

【行定監督へインタビュー】

───今回のこの映画『パレード』を制作するにあたって監督の意気込みをお聞かせください。

そうですね、僕にとってはしばらくぶりの青春映画なんですよ。青春映画といっても、都会の青春映画。東京の青春映画。どこかで原点回帰だからノスタルジーということと繋がってくる気がするんですよ。僕も40歳なので20代の若者の話っていうのも距離が生まれているんですけど、都会の中で行き詰まっているモラトリアムな人たちの話になれば、若い人たちに意外と共感を持ってもらえるんじゃないかなぁと思って今回作っています。


───この映画の見所を教えてください。

意外なラストシーンっていうのもあるんですけど、基本的には5人の共同生活の話なので、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介と映画やドラマ等で主役級をやっている連中が5人揃うってことはなかなか無いキャスティングだし、今までこの組み合わせがなかったのでそこが一番見所じゃないですかね。


───浅草花やしきをロケ地とした感想をお聞かせください。

 重要なポイントだったんですよ。

元々原作では日比谷野外音楽堂に寝泊りしていたって話が出てくるんですね。主人公サトルという謎の少年なんですけど、彼がほとんどこの映画のキーパーソンなんですよ。

その謎の少年のルーツがどこかを彼は語らないんですよ絶対に。


“自分の昔話なんてしてもどうせ嘘だよ”ってセリフがあるんですけど、どうせまた作り話しかしないからって自分で言っちゃうような男の子が、何でこの場所を選んで「寝泊りしてたことがある」って言うのかを考えると、やっぱり遊園地かなって。


彼はまだ18歳の設定なんですけど、18歳にして野宿だったり、家を転々としている男の子がどこかで寄り添っていたい場所ということで、遊園地がいいなって。

ただ「遊園地」といっても色々ある中で、花やしきは開放的というかノスタルジーというか、ルーツを感じるんですよね。


この主人公ももしかしたら下町で育った男の子なのかもしれないし、子供の頃親に連れていかれたかもしれない。そういう部分でいうと、あの小ぶりのメリーゴーランドが、いい意味で非常に切なく見える。

あの移動遊園地みたいな。

そういった意味で、花やしきにはすごくファンタジー性があると思うんですよ。映画的にというか、なんか花やしきを一度撮ってみたいなと思っていたので。


僕はうちの子供を千葉県の某遊園地に連れて行ったことがないんですよね(笑)。忙しいから連れて行く暇がないと言って。

でも連れて行かないとゴネていたので、5年位前のゴールデンウィークに花やしきに連れてきたんですよ。日本の遊園地はここだって(笑)。

浅草寺を含めて子供達も非常に気に入って帰りました。

子供の頃に連れていってもらった場所で千葉県の某遊園地っていうと妙に贅沢な気がするけど、花やしきっていうともっと身近というか、うちの子供はすごくインパクトがあったみたい。


そういう都会の中に昔からぽつんと残っているルーツみたいなものが、僕ら都会人には感じられる。

そういう味わいがすごくいいなと思っていたので、花やしきでロケができてすごく光栄だと思っています。


───台東区は下町文化の町ですが、今後撮ってみたい場所はありますか?

浅草といったら、基本的には浅草寺とか隅田川近辺ですが、僕も個人的に思い出がたくさんあるので撮影したいなと思っています。

上野もいいですよね。


今は綺麗になっちゃったけど、ちょっと前の上野は非常に良かったです。

上野動物園の辺りとかもすごくいいし、下町文化の宝庫ですよね。

新宿とかに開放的なものを求めても、意外ともう無いんですよ。

そういう意味でいうと、この近辺(台東区)は昔ながらの雰囲気を残してあるので、台東区には頑張って残していってほしいですね。


映像として切り取ってフィルムで見ると、全然違った世界に見えるんですよ。

この花やしきのメリーゴーランドも全然違って見える。


そういう意味で夜にこういう環境で花やしきで撮影させていただけることも非常に感謝しているし、そういう状況ってなかなか作れないから協力して頂いてすごくうれしく思っています。

海外は基本的に撮影に前向きなんだけれども、日本って個人主義なところもあるからなかなか難しいんです。映画撮影は協力を得て何ぼなので、こればっかりは僕らにはどうにもならないのですが、今回は非常にいい画が撮れていると思うので楽しみにしていただければうれしいです。


原作:吉田修一先生からのコメント

多くの映像化企画があった中、最終的に最高のスタッフとキャストで動き出した映画「パレード」に力強さを感じています。小説で描いた「笑顔に浮かぶ狂気」がどのような形でスクリーンに立ち現れるのか、今からとても楽しみにしています。

台東区内では浅草花やしきと台東区立鶯谷公園でロケが行なわれました!

夜間、園内のライトアップされたメリーゴーランドで撮影を行いました。幻想的な雰囲気を感じさせます。

鶯谷公園で夜間、新宿にある公園という設定で香里奈さんと林遣都さんの会話シーンの撮影を行いました。

メリーゴーランドを前にカメラマンと綿密な打合わせをする行定監督。監督のこだわりにスタッフ一同真剣に耳を傾けていました。

夜間、営業していない遊園地に未来を誘って忍び込むサトル。深夜朝方4時にもかかわらず、香里奈さんと林遣都さんの名演技に驚かされました!


【アクセス】

浅草花やしき:台東区浅草2-28-1

つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩3分

地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武伊勢崎線「浅草」駅から徒歩5分


台東区立鶯谷公園:台東区根岸1-3-17

JR鶯谷駅より徒歩3分


劇場公開用映画『パレード』2010年春 渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国ロードショー

原作:吉田修一「パレード」(幻冬舎文庫)

監督・脚本:行定勲

出演:藤原竜也 香里奈 貫地谷しほり 林遣都・小出恵介 / 他

製作:映画『パレード』製作委員会

配給:ショウゲート wowowfilms

公式:http://www.parade-movie.com/

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